肉の食べ方といえば焼くか煮るかくらいしか知らなかった私が、しゃぶしゃぶなるものを知ったのは20代の頃です。
高級料理
使う肉は高級和牛
これが当時の私がしゃぶしゃぶに抱いていた勝手なイメージでした。もちろん、当時はしゃぶしゃぶなんて一度たりとも食べたことはありません。
しかし、あれから20年以上、いや、30年近くも経って、今ではリーズナブルに食べれますし、肉だって高級ではない安い牛肉も豚肉も"しゃぶしゃぶ”すればなんだっておいしいと学習できました(笑
で、自宅でも豚肉を買ってきて鍋のようなしゃぶしゃぶのようなことをして食べるわけですが、実はしゃぶしゃぶ用の豚肉、スーパーで買ってきても、結構当たり外れがあります。
本当にしゃぶしゃぶして美味しい豚肉はしっかりと薄~くスライスされた肉。
中途半端に厚みがあるとちょっとしゃぶしゃぶしたくらいでは食べられませんし、食べられるくらいに火を通すと今度は固い。
このあたりが霜降り加減で厚みがごまかせる牛肉とは大きく違うところです。
ところが!
スーパーではその辺のところを知ってか知らずか、野菜炒めに使うような、いや、場合によっては生姜焼きに使うようなスライス肉を"しゃぶしゃぶ用シール”を貼って売ってたりします。
今回はその辺に注意して、「しゃぶしゃぶシール」が貼ってあって、薄そうな、いかにもしゃぶしゃぶ向きの豚肉を買ってきて豚しゃぶ弁当を作りました。
本当にしゃぶしゃぶ向きの薄い豚肉は、火を通してもフワフワした感じで食感が全然ちがいます。
今回は当たりの豚肉だったので、味見で5口はいきました(汗
豚しゃぶ弁当メニュー
- 豚しゃぶ(にんにく醤油ダレ)
- 豆もやしの中華風マリネ
- ゆで卵
- フライドポテト
- なす味噌
- 赤ピーマンのマヨソテー
- ミニトマト
豚しゃぶ弁当の作り方、詰め方
豚しゃぶ
しゃぶしゃぶの味を大きく左右するのがタレですよね。
カンタンにちゃちゃっとやるならゴマドレですが、今回は、肉はしゃぶしゃぶするだけのカンタン調理なので、タレは醤油ベースのものを作ってみました。
お弁当のおかずであることを考慮して、しゃぶしゃぶした豚肉にタレを和え、しっかりと味をしみ込ませてからお弁当に使います。
豚しゃぶ分量
豚肩スライス(しゃぶしゃぶ用) 190g
生姜スライス 数枚
鶏がらスープの素 大さじ1
お湯 500ml
【たれ】
ごま油 大さじ1
白ネギ 約5cm
醤油 大さじ4
お酢 大さじ1
砂糖 大さじ1
ラー油 お好み適量
ローストガーリック お好み適量
黒胡椒 少々
step
1材料を切っていきます。
長ネギの白いとこ、しょうが、紫玉ねぎ。
長ネギはタレ、
しょうがはしゃぶしゃぶ用のお湯、
紫玉ねぎは食感と色味
で使います。
step
2タレを作っていきます。
ごま油を熱してネギを投入。
香りが立ってしんなりするまで炒めます。
次に材料を全部入れていきます。
醤油、砂糖、お酢、黒胡椒、ローストガーリック、ラー油。
ラー油やローストガーリックがポイントですね。中華風。
step
3豚肉をしゃぶしゃぶします。
今回はお湯に生姜と鶏がらスープの素を入れました。豚肉の臭みを取るのが目的です。
薄い肉なので色が変わればOKなんですが、そこはお弁当なので、ちょっと長めにしゃぶしゃぶしました。
step
4タレを絡めて出来上がり
今日はお弁当仕様なので、しゃぶしゃぶした肉にタレを絡めて盛り付けます。
出来上がり。
多少酸味のあるピリ辛醤油とニンニクの風味、
玉ねぎやごまの"プチシャリ"な歯ざわり、
豚肉のフワフワとした食感、これはご飯にばっちり合います。
豆もやしの中華風マリネ
豚しゃぶの横に何か黄色か赤っぽいものを置きたかったので、黄色い豆もやしを使いました。
中華風マリネといってますが、まぁ、要するに鶏がらスープの素を使った胡麻和えです。
豚しゃぶとも合いますね。
step
1豆もやしはひげを取って塩茹でにします
面倒ですが、弁当に入れる程度の量なので、5分程度あればできます。
step
2味付けしていきます
調味料
鶏がらスープの素、醤油、ごま油、すりごま
ポイントはすりごまです。
普通に胡麻をまぶすよりはまた違った風味が楽しめます。
出来上がり。
なす味噌炒め
ナスを炒めて味噌ダレを絡めます。
味噌ダレ分量
味噌 1
酒 1
砂糖 0.5
フライドポテト
乱切りにしたジャガイモをレンチンして素揚げしました。
レンチン時間
600wで5分
赤ピーマンのマヨソテー
千切りした赤ピーマンを炒め、塩コショウしてから最後にマヨネーズで味を調えました。
マヨネーズだけでは味が薄いので、塩コショウはしっかりしておくのが良いです。
ゆで卵
いつもよりあげるのが若干早かったのか、黄身がいい感じに仕上がりました。