9月4日のお弁当。
今の時代、鶏肉って食卓に欠かせない食材ですが、大昔の日本人は鶏を闘鶏とかペットとかで飼うことはあっても、食用としては扱ってなかったそうです。
仏教の影響で肉食禁止の御触れが出たり、そもそも大昔の日本では鶏が神聖な鳥という扱いだったりと、「食べるなんてとんでもない」存在だったようです。
鶏が食用として広まり始めたのは江戸時代以降。
しかし、今でこそ安い食材になってますが、昭和初期あたりまでは鶏肉は高級食材で、牛肉の1.5倍くらいの値段で流通していました。
考えられる原因は2つ。
一つは養鶏技術が発達してないのでそもそも数が少ない。
そしてもう一つは昔の日本人は牛や豚を「四つ足」と呼んで食べることを避けていた。
つまり、
鶏肉は需要はあるけど供給が少ないという位置づけだったので高かった、
牛肉はそもそも欲しがる人が少なかったので安い、
ということだそうです。
そんな昔の高級食材を、恐れ多くも「梅風味照り焼き」という庶民の味にしてみました。
梅照り焼きチキン弁当おかずメニュー
- 鶏むね肉の梅照り焼き
- ゆで卵
- ポテサラ
- 塩茹でブロッコリー
- 人参の和風炒め
- ミニトマト
- ビアソー
鶏の梅照り焼き弁当作り方と詰め方
鶏の梅照り焼き
分量
鶏むね肉 1枚
梅 中サイズ1個~2個
醤油 大さじ1
酒 大さじ1
砂糖
その名の通り、照り焼きのタレに梅肉を混ぜて梅風味にします。
と最初は思ってましたが、やってみると酸味はいい感じで飛んでくれて梅の風味が残ります。
梅の風味を感じるだけでなんだかさっぱり、でも味自体は照り焼きの甘じょっぱい感じで、ちょっと変わった照り焼きという印象です。
step
1調味料を合わせる
各調味料を合わせていきます。
梅は種を取り除いて包丁でみじん切りにする感じでざっくりペースト状にし、
醤油、酒、みりん、砂糖を合わせたたれに、刻んだ梅を入れて混ぜ合わせます。
梅ペーストはとりあえず半量ほど使い、梅の存在感がなければ残りを追加していく感じにしました。
step
2鶏肉を切っていきます
使うお肉は鶏むね肉です。
火の通りやすさやお弁当への詰めやすさを考え、5mm~1cm程度の薄切りにしました。
step
3鶏肉に下味をつける
切った鶏むね肉に塩コショウし、
酒をもみ込み、
片栗粉をまぶします。
step
3仕上げる
フライパンにサラダ油を熱し、鶏肉を揚げ焼きにしていきます。
注意
片栗粉をまぶしているので、肉同士がくっつきやすくなってます。フライパンに鶏肉をいれたら手早く肉をほぐしてやります。
肉にほぼ火が通ったらタレを投入。
お弁当に入れるので、あまりタレまみれ、汁まみれではいろいろ不安です。
なので、タレの量は加減しています。
片栗粉をまぶしているので、少ないタレの量でも味がしっかり絡む、、、はず。
完成。
上に梅の残りのペーストをトッピングしています。
お弁当の方にも余った梅ペーストを端っこの方に乗っけときました。
人参の和風炒め
千切りにした人参をほんだしで仕上げます。
今回はお酒も入れて軽く蒸してからほんだしを投入してみました。
お弁当なので昼に食べるときにはそんなひと手間は何の意味もなさないとは思いますが、出来立てをつまみ食いする時にはそれなりに感動があります(笑
塩茹でブロッコリー
切って茹でるだけ。
ポテトサラダ
ジャガイモを粉吹き芋のようにしてから具を入れマヨなどで調味します。
今回の具はカニカマとチーズです。
この写真みたらもう少しパセリ入れときゃよかったと若干反省モードです。
ゆで卵
ゆで卵タイマー使用。
時間にしたら12分程度だと思います(冷蔵庫から出したてを水から茹でる)。
「梅照り焼きチキン弁当」メイキング動画
というわけで、メイキング動画です。
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