スープジャーおでん弁当～作り方・詰め方

冬になると欲しくなるものの一つにおでんがあります。

地域により、また家によって味が違うのがおもしろいところで、例えば私の母親がつくるおでんと嫁さんの母親が作るおでん、味は全然違います。

三重から転勤でやってきた知り合いは「岡山のおでんはおでんじゃない。」と力説してました。

きっと、岡山から他県に行った人の中にも「こんなのおでんじゃない」と力説している人がいるんだろうと思います。

なので、おでんは私にとってはどう作ってよいのか今一つわからない、ハードルの高い料理なんですが、最近よく使っている白だしのパッケージにおでんの出汁の分量も書いてあったのでそれを参考に作ることにしました。

出汁には貝柱スープの素を加え、牛すじは切らずにボリュームたっぷりに、ゆで卵は鶏卵ではなくうずらの卵を使った、少しだけこだわりおでんです。

おでん弁当（スープジャー）の作り方と詰め方

おでんの作り方

個人的にはおでんといったら牛すじです。

おでんは卵に大根、練り物なんかもいいですが、お肉がなくてはテンションも半減。

それもボリュームあるお肉がいいなと思い、今回は串にさしたおでん用の牛すじではなく、スーパーで売ってるものをそのままおでんに使いました。切ってもないです。パックに入ってるものをそのままバサッと入れちゃいました。

牛すじは脂が多く、アクも大量に出るので下処理が必要です。下処理は2ステップ。1回目はアクを出すのが目的、2回目は脂を出すとともに肉を柔らかくするのが目的です。

ということで、まず最初は水から茹でていきます。茹でるのは水だけで、他には何も入れません。

ここでは沸騰したお湯は捨てるので量は適当ですが、大量のアクが出てくるため牛すじ全体がしっかりつかるくらいは最低限必要です。

沸騰して大量のアクが出てきたらお湯は捨て、牛すじは水道水で水洗いしてアクを流します。

次。

再び鍋に水を適当に入れ、臭み消しの生姜とともに火にかけます。今度は柔らかくなるまで煮るのが目的です。脂もしっかり出てきます。

私は圧力鍋を使いました。

時間は、赤いピンが出てきて、つまり圧力がかかって20分弱火で煮て火を止め、その後赤いピンが完全に下がりきるまで放置します。

このゆで汁は脂も多いのでおでんには使いませんでしたが、冷蔵庫で一晩冷ませば脂が白く固まるので、それを取り去って野菜を入れ、コンソメや塩コショウで味付けして別の時にいただきました。

牛すじのエキスがしっかり出ていてなかなか美味しかったです。

次におでんの具を準備します。

うずらの卵、ジャガイモ、餅巾着に練り物、はんぺんを入れました。

うずらの卵はゆで卵に、ジャガイモは皮をむいて適当な大きさに切り、餅巾着や練り物はお湯につけて油抜きをしておきます。

次におでんだしを作ります。

今回は白だし、貝柱スープの素で調味しました。

白だしだけでもおいしい出汁ができますが、貝柱スープの素を少し入れることで魚介系の旨味もプラスされて味に奥行きがでます。

これにプラスして牛すじや練り物などからもだしが出るので他は使っていません。

朝、スープジャーに入れる前にはんぺんをいれて完成です。

今回のおでんはやはり牛すじの食べ応えが抜群で、娘たちにも好評でした。長女はおでが嫌いなのですが、それでも美味しかったと言ってましたので私的には「してやったり！」です。

餅巾着はスープジャーに何時間も入れてるので、中のお餅がドロドロになってしまってたようです。娘たちは餅巾着大好きなのでそれでも満足気でしたが、気になる人はスープジャーに餅巾着はやめておいた方が無難かもしれません。

豆もやしナムル

いつも通り。

塩茹でした後に、

ローストガーリック、鶏がらスープの素、ごま油、ごま

で味付けしています。赤いのは一味唐辛子です。

人参のあかり炒め

三島食品さんのふりかけ「あかり」を使って味付けしています。

明太子味のふりかけです。

紫芋の素揚げ

切って揚げただけです。芋の甘みがあるので味付けは何もしていません。

コーンクリームコロッケ

娘大好きコーンクリームコロッケです。

今回はコープさんのを使いました。

おでん弁当メイキング動画

それではメイキング動画です。